子どもの教育ローンが、家族の生活費に流用されている。
収入が足りないのだから、仕方がない。
大学の授業料が払えなくなる。中途退学する。
退学と同時に教育ローン全額の一括支払いを求められる。払えない。
連帯保証人のところにヤクザ紛いが取り立てに来る。
一家離散。借金取りから逃れて地方都市で隠れて生活する。まともな職業にもつけない。
いまや、大学生の50%が、教育ローン高利貸しを利用している。
国家の礎である「教育」がまともに提供されない社会が出来上がった。
小泉竹中の功績である。
ご褒美に硫酸風呂にでも入れてやろう。
ここは日本である。元教育先進国である。
2016/4/13 06:50
【奨学金に手を出す「困窮する親」の悲惨な現実(東洋経済 ONLINE)】
http://toyokeizai.net/articles/-/113483
【抜粋】奨学金流用の実態について、聖学院大学(埼玉県上尾市)の奨学金事務担当者は、次のように話す。
「生活が厳しく、本人はおろか、家族全体の生活費に充てられてしまっていることがある。兄弟も大学に行っていて、奨学金はその兄弟の学費に充てられているといったことも……」
奨学金という形で貸与を受けても、おカネに色がついているわけではない。一度口座に振り込まれてしまえば、どのように使われるかは管理する人の手に委ねられる。特に、母子家庭ではこのような困窮を原因とした流用が見られるという。(2016年4月13日)
special thanks