覚せい剤事犯の数は、平成17年をピークにして、ほぼ横ばいで推移しているようです。年間1万人以上が毎年検挙されています。
問題なのは、検挙者に占める「再犯者」の比率。これが毎年、漸増して、平成26年には約65%に達している。つまり、同じシャブ公ばっかりが何度も捕まっているということです。
それほど、シャブの魅力に勝てない人が多いということ。
https://keiji-pro.com/columns/86/
刑務所収容者のうち、覚醒剤犯は、20代で52.4%、30代で53.9%、40代で44.4%。
つまり、受刑者の半分が覚醒剤犯なのです。
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/60/nfm/n_60_2_6_4_1_3.html
刑務所の定員オーバーの問題は、増設などで、2009年ころに一応解決を見た模様で、ほぼ100%くらいで推移しているようです。場所によっては、未だに過剰収容しているところもある。刑務所の混雑の主たる原因は、やっぱり、覚せい剤ということですね。
覚醒剤犯は、刑務所に入っている間は「原則として」覚醒剤から隔離されるようですが、刑務官が受刑者にシャブを横流しした例もあるようです。まあ、普通は、ムショでは自由にシャブを打てないでしょう。そうなると、ムショに入って2-3年、シャブ抜きして社会復帰できればいいと思うのですが、再犯率65%では、お話になりません。
やっぱり、シャブは一度手を出したら、一生ついて回るものなのでしょう。
裏社会から誘惑されて、たった一度手を出しただけなのに....シャブ欲しさに何でも言うことを聞き、一日中ネットに張り付いて、シャブをくれる「親分」の言いなりに、第三者を誹謗中傷する。
なんて素敵な、心温まる話でしょう。
シャブは、人格を破壊し、真相追及者をクズに改造してくれます。我々の周囲にも居そうですね。w