2016/4/22 07:10
【パナマ文書の存在を政府無視 民進“質問主意書”にア然対応(日刊ゲンダイ)】
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179844
「安倍政権は『パナマ文書』の存在そのものを無視するつもりなのでしょう」――。
脱法的な課税逃れが明らかになり、アイスランドの首相は退陣、英国のキャメロン首相も追及されている。IMFのラガルド専務理事も「すべての国がこの問題に関与しなければならない」と言っているのに、日本政府は及び腰だ。
そこで、尾立議員は今月7日に「パナマ文書」について質問主意書を提出。
①政府としてどのように受け止め、対処するか
②日本もしっかりと調査すべきと考えるが、どうか――。
ところが15日に閣議決定された答弁書は、次のようなものだった。
〈詳細を知らないので情報収集する〉
〈一般論としては何か問題があれば適切に対応する〉
「木で鼻をくくったような政府の回答にはア然ですが、パナマ文書に対する姿勢を象徴しています。本気で調べたら、何か不都合な情報が出てくるかもしれないと恐れているのでしょう。そんなふざけたことは許されない。多額の優遇税制を受けている大企業や、消費税増税を国民にお願いしている政治家に道義的な問題がないかどうか、政府はしっかりとチェックすべきです」(尾立源幸議員)
都合の悪い情報は無視を決め込むのが安倍政権の常套手段。見過ごすわけにはいかない。(2016年4月21日)
special thanks
パナマ文書で課税逃れがばれて困るのは、政治家、官僚、大企業、資産家。全て「裏社会の構成員」。
連中は、今頃、真っ青になって、隠蔽策を模索しているはずだ。
なにしろ、社会の二重構造が発覚してしまう瀬戸際であるからだ。
こういう場面での裏社会の対応は、いつも同じだ。
「気が付かないふりをする」「平静を繕う。」「目立たぬようにして嵐が過ぎるのをひたすら待つ。」
「大した問題ではない」かのようにふるまう。
パナマ問題は、裏社会を根底からひっくり返して、ゴザの下に蠢いていたゲジゲジやムカデやタマムシにたっぷりと太陽光線を当てる機会をもたらす。
ネット上で「パナマ問題」を徹底追及する必要があります。
裏社会が無視できない状況を作り出すために。