richardkoshimiizu's blog

衆参不正選挙で政権を詐取した自民公明偽政権は、安倍晋三偽総理の背後のユダヤ金融資本に操られ、極東で戦争を引き起こそうと画策しています。息子を戦場で犬死させたくないなら、ともに立ち上がり闘ってください。

舞鶴の悲哀

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舞鶴の悲哀 丹後半島リアス式海岸舞鶴という町がある。京都府に属する。入り口が狭く湾内が広くて深い「天然の軍港」であるため、明治のころから海軍基地として開発された。戦前戦中は、海軍の根拠地として、そして、海軍工廠での軍艦の建造で栄えた。(駆逐艦、特殊潜航艇などが建造された。)昭和二十年七月には二日続けて米軍による大空襲を受けた。この町が戦後脚光を浴びたのは、引き揚げ船の到着港となったからである。 終戦時外地に残された日本人は、軍人軍属320万、一般人300万といわれている。この大量の日本人の帰国を受け入れる港のひとつとして、舞鶴が指定され、66万人が舞鶴から故国の地を踏んだ。引き揚げは、昭和20年10月から始まり、まずは、朝鮮半島にいた邦人が、ついで中国満州の邦人が帰国した。彼らは帰国までの間、辛酸を嘗め尽くす体験をし、食料不足、寒気、疲労、襲撃で次々と倒れた。引き揚げ船に乗るまでに財産をソ連兵や暴徒に剥奪され、女性は乱暴されるか連れ去られた人も多かった。やっとの思いで乗船し、引き揚げ船の上で亡くなった人、舞鶴についてすぐに亡くなった人も多い。引き揚げが一段落して後も、舞鶴だけが引き揚げ港として維持され、1947年までソ連シベリア抑留から解放された旧軍人たちを迎え入れ続けた。
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一般人引揚者の大きい部分が、満州開拓民である。満蒙開拓団に応募した人たちが、満州の荒野に取り残され、(関東軍の幹部の一部はいち早く列車で逃げて、さっさと帰国している。)ソ連の参戦で追われ、数千キロを徒歩で南に逃げ、多くの悲話を生んだ。(38度線以北はソ連の支配地域となった。)残留孤児や残留夫人も、この過程で生まれた。食料がなく生きていけないと悟った母親は、満州の中国人に乳幼児を託したり、売ったりした。15,6歳の娘たちも、生きるために中国人の嫁となった。 そして、この満州流民を産んだ遠因が、金融ユダヤ人である。第二次大戦に先立ち、FRBを捏造したユダヤ人たちは、大恐慌を仕組んだ。第一次大戦で、欧州への軍需物資の輸出で繁栄した米国経済は、永遠の繁栄が約束されているかに見えた。だが、活況を呈するニューヨーク株式市場は、突如、暴落した。結果、世界恐慌を引き起こした。FRBが通貨の供給量を極端に絞ることで、意図的に恐慌を引き起こしたものと見做される。そして、底値に落ちた株式を買い漁ることで、アングロサクソンの財産を根こそぎ、金融ユダヤ人たちが手に入れたのだ。下がった株価は、大戦争を惹起すれば高騰する。従って、彼らは第二次大戦を企画する。(今回の金融危機とは幾分様相が違うので、混同は危険だが共通部分はある。) この路程で、日本経済もまた疲弊する。大量の失業者が巷にあふれる。余剰労働人口を吸収するために時の政府は、満州へ農民を送り込むことを計画する。農家の次男、三男たちが応募する。学校の教師が、熱弁を振るって、生徒に満蒙開拓応募を奨励する。新聞も、夢の大地への雄飛を煽る。多くの農村少年たちがいきり立って参加の挙手をする。満蒙開拓戦士の嫁になろうと煽られ、全国の若い女性たちが応募をする。会ったこともない相手との結婚を許諾して、満州の凍土に赴く。その結果、多くの悲劇が生まれたのである。 そして、ユダヤ権力の企画した第二次世界大戦が勃発する。ソ連が不可侵条約を一方的に破棄して満州に攻め込む。満州にいた軍人軍属が抑留される。ソ連全域に設けられたラーゲリ(収容所)に送致される。極東地域だけではない。バイカル湖周辺やモスクワ近郊まで送られたものもいる。凍て付く大地で森林伐採や鉄道建設に使役される。極端に悪い給食事情とマイナス30度の極寒のおかげで多くが病に倒れ、異国の地の土となる。そして、生き残った人々は、毎日毎日、「東京ダモイ(帰国)」を何年もの間、待ち侘びる。米国の仲介で、やっと帰国が始まる。恋焦がれた故国の港、舞鶴に到着する。シベリアで亡くなった戦友の骨壷を抱えて。 母親は、何故、凍て付く大地に最愛の子供を置き去りにせざるを得なかったのか?「岸壁の母」が、舞鶴の港で待ち侘びた息子は、何故、シベリアの土となってしまったのか? 国家が国民を死地に追いやったのである。メディアが、国民の不幸を奨励したのである。そして、学校の教師が少年や少女の悲劇を「増進」したのである。なぜか?国民大衆が「世界の構造」をしらなかったからである。情報を発信する側の政府もメディアも同様に世界の真実がわかっていなかったからである。世界の「設計者」を気取る一握りの輩に誰もが踊らされて、自ら不幸を選んだのである。 我々は、大衆の覚醒によって彼らの支配に終止符を打たせ、二度と自ら不幸の道を辿ることのなきよう、眦を決して行動しなくてはならない。自らの支配の継続と拡大のために戦争を捏造する連中の計略を暴き、阻止しなくては。二度と、舞鶴に避難民をあふれさせる事などないように。 21世紀の今、政府やメディアの体質はほとんど進化していない。相変わらず、911自作自演テロを隠蔽し、イラク自衛隊死者をごまかし、世界権力の片棒を担いでいる。だが、一般大衆の世界では、大きな変化がおきている。ネットという新たな手段が大衆の覚醒を促している。ネットが本当の意味での賢者を生み出している。夜明けは確実に一歩づつ近づいている。 リチャード・コシミズでした。