せ、先生教えてくらさい。日興コーディアルの上場廃止前の終値、な、なんで、1364円なんですか?だって、一株1700円でシティが引き取る約定でしょ?だったら、1364円で買った連中、大儲けじゃないれすか？
http://www.asahi.com/business/update/0122/TKY200801220365.html
日興コーディアルグループは米シティグループの完全子会社になるため、２３日、東京、大阪、名古屋の各証券取引所で日興株式が上場廃止になる。取引最終日の２２日は、東証での終値は前日比１５７円安の１３６４円だった。日興の株主には２９日に米シティ株が割り当てられる予定。シティ株は東証第１部に上場されており、２９日以降、国内でも売買できる。 （中略） 日興は０６年末に不正会計問題が発覚し、０７年３月、シティによる株式公開買い付け（ＴＯＢ）で子会社になった。今回、残りの約３分の１の株式を日本初の「三角合併」方式でシティ株と交換し、完全子会社になる。
あのさぁ、シティの買取の換算率は、日興１株＝０．６０シティ株と決まったわけ。でもって、NYSEのシティ株価は、22日の終値で＄２４．４０。だが、始値は、なんと、＄２２．３６。為替は＠１０６．５０くらいだから、換算すると、日興一株は、終値で￥1560、始値で、￥１４３０くらい。
だったら、どっちにしろ儲かるわけじゃないですか。多少でも。
実際の株交換は、29日に行われる。デイトレーダーの皆さんは、それまでにさらにシティ株が下落することを恐れたんだろうね。だから、下落を織り込んでギリギリのところで、1364円。市場は正直だね。だが、29日になったら、シティ株暴落を恐れる旧日興株主さんが、競って売り浴びせ。始値からどん底。結局、大損。
ユダ金への懐疑の眼が集中。やっぱり、ユダ金のやる事に乗せられたらおしまいだ....と、Ｂ層投資家の皆さん、気がついてくださいね。
