(2)中国との経済ブロック形成にあたり、現時点で中国国内に多数存在する「非共産党」系政党との関係構築を急ぐ。共産党は内部の腐敗が行き着くところまで行き着いており、いずれ遠からず崩壊する。それを見越し、共産党以外のより民主的な勢力と今のうちに手を結び、将来にわたって堅実な日中関係を築く必要がある。
(引用終)
12.8講演での言及部分は.....2.01.50位から。
http://video.google.com/videoplay?docid=6122301316446344460&hl=en
ただし、ユダヤ米国は、本音では中国の多党化を望まないかも。戦争やるにはキョーサントー一党独裁のほうが好都合。表面上は、「民主化」歓迎を偽装するだろうけどね。そして、新年早々、非共産党政党の記事を見つけたので、紹介します。
『新民主党』 中国で結党
2008年1月5日 朝刊 (東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008010502077099.html
【南京=小坂井文彦】中国で民主主義の確立を求めて先月、「新民主党」の結党を宣言した民主活動家の南京師範大学元副教授、郭泉氏(39)が四日、江蘇省南京で本紙の取材に応じ、「市民が立ち上がり始めた。遅くとも二十年以内に中国でも民主主義が始まる」と力強く語った。
活動の主な目的は貧困層の解消。郭氏によると、同党に参加する知識層は約四千人、支持する労働者や農民は約千万人に上るとされるが、政府による迫害を恐れて名前は公表していない。郭氏は結党後、警察による家宅捜索を受け、大学の副教授職を解雇され、図書館資料係になった。
郭氏は「危険はあるが、怖くはない。貧困層のために立ち上がるのは知識階級の良心であり、責任だ」と力説。「全国民の福祉を考えるのが社会主義。複数政党による政治が民主主義。中国は法治国家にならなければならない」と述べた。
今後、水面下で支持者を増やす一方、海外の華僑らにも協力を求める。共産党の一党独裁体制を終わらせ、複数政党による普通選挙の実現を目指す。
郭氏は南京大学大学院で古典文学を学び、貧困地区出身の大学生と接し、貧困問題に目覚めた。
二〇〇二年から江蘇省の農民らに上訪(陳情)の訴状の書き方を指導するなどの活動を続け、支持を拡大してきたという。
本格的な民主派政党としては「中国民主党」(非合法)が一九九八年に結党されたが、主要メンバーは次々に拘束され、現在は米国など海外を中心に活動している。