中高一貫教育を廃止せよ。
私立の中高一貫教育は、要するに、受験に不要な勉強を省いたインチキ授業。受験で有利な勉強だけ提供する歪な教育機関。中学生が学ぶべきことを学ばずに、浮いた時間を受験科目に充当し、点数だけとって、一流大学に行く。
そのまま、社会の中枢に職を得る。これでまともな日本が作れるわけがない。片輪者生産システム。
本来、さまざまな分野の基礎を広く習得するのが、常識人を作る手段。受験科目だけしか知らないマヌケ。受験しやすい同じ科目ばかりをどいつもこいつも学習する。似たような知識しか持たない「オリコウサン集団」。
世界史は量が多いから、覚えることの少ない日本史ばかりを選択するガキども。世界の歴史を知らずに社会に出る。ガイコクを知らずにガイコクとどうやって商売する?
歪な中高一貫教育を真似する都立中高一貫校。小石川、両国、白鴎。私立同様に点数だけ取れるロボットを量産する。
授業をすっ飛ばした私立は、厳罰に処し、免許を取り上げろ。中高一貫は廃止しろ。中高一貫に子供を行かせる資力のある家庭のガキだけが、いい学校に行ける現状は、極めて異常だ。東大に偏った片輪者しか行かなくなっている。これで国家が発展するわけがない。
本来、学区内の公立中学で普通に勉強して、優れた成績をとった普通の家庭の子達が、学区で一番トップの都立高校へ進学してきた。その中でさらに切磋琢磨して、もっとも優秀な学生が、最高学府に入っていく。そういった「普通の家庭から秀才が生まれる」ことが、日本の「知力」の礎だった。親が飲んだくれの中卒でも、息子が優秀なら、東大だって行けた。片親でもチャンスはあった。だが、今の日本には、特殊で偏向した教育を受けない限りは、良い学校には行けないシステムが出来上がっている。
これでいいわけがない。日本国中の普通の家庭から秀才が、逸材が生まれていくシステムを取り戻すべきだ。中高一貫教育は不要であり、悪である。特権階級が代々、階級と利権を守っていく温床でしかない。廃止せよ。
▲私立中の未履修1割 「技術・家庭」など72校
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070227-00000029-san-soci
文部科学省は27日、全国の中学の0・7%にあたる72校で必修教科に未履修や大幅な授業時間不足があったことを明らかにした。すべて私立中で、私立中全体の10・3%にあたる。私立中で未履修が発覚したことで、中教審が審議している、地方教育委員会が私学への指導・助言をできるようにするかどうかの議論にも影響を与えそうだ。
この日の衆院予算委員会で、伊吹文明文部科学相が糸川正晃委員(国民)の質問に答えた。
文科省は高校の未履修問題が発覚したのを受け昨年12月、都道府県に中学の調査を依頼した。
ということで、青山の土地の一件に続き、国民新党の糸川君は、なかなか頑張っているようだ。見所のある人物のようである。