経済的困窮のさなかに、裏社会から美味しい話を持ち掛けられて、毒饅頭に手を出してしまった「元国士」。
毒饅頭で経済的には一息はつけたが、今度は、裏切ったこと、正義をドブに捨てたことへの後悔心から、深刻なストレスに襲われる。元が「国士」だったから、余計に精神的負担がのしかかってくる。
そんな境遇の人に「オキシトシン」は無縁です。
オキシトシンは、誠実で真摯で利他の心を持った人にしか分泌されない。
オキシトシンの欠乏は、自らの健康を害し、子供との関係をも破壊する。子供は精神疾患を発症して一生苦しむ恐れがある。待っているのは『不幸』だけです。
ではどうしたらいいか?目先の毒饅頭に手を出してしまったことを告白し、許しを請う。それだけです。オキシトシンのおかげで寛容な心を持つ周囲は、懺悔を快く受け入れるでしょう。
裏社会による「飴と鞭」攻勢などはねのける勇気を持たない限り、誰にも尊敬されない、殺伐とした人生を送ることになるでしょう。
最悪の選択をしないことを期待します。